九十九折/徒然なる儘に

だいたいアイマスのおはなし。

#アイマス学会in札幌 :Tales of Cinderiaについて Side:工藤忍(3/6)

白神つくもです。

例の学会後忙しくなってしまい更新が滞ってしまっています。
 すみません。再開しますよー!

アイマス学会」でのシンデリアについての発表のブログ版の続きです。

目次

1. Introduction
 (https://tsukumowhite-blog.hatenablog.com/entry/2019/10/29/025240)

2. Side:北条加蓮
 (https://tsukumowhite-blog.hatenablog.com/entry/2019/10/29/025544)

3. Side:工藤忍(本記事)

4. 北条加蓮と工藤忍
 (https://tsukumowhite-blog.hatenablog.com/entry/2020/02/20/224259)

5. Side:渋谷凛
 (https://tsukumowhite-blog.hatenablog.com/entry/2020/02/22/003218)

6. Side:大槻唯 
 (https://tsukumowhite-blog.hatenablog.com/entry/2020/02/22/010956)

 

 

3. Side:工藤忍

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忍については劇中の台詞「危険な賭けなら、経験あるもんね。 」
 から3つの「危険な賭け」について話していきたいと思います。

なお工藤忍パートはざっきー(結崎 鰆)くんに意見を聞いたりしました。

 

まず1つ目のお話。

 「シノブ」ではなく「工藤忍」にとっての「危険な賭け」とは?というお話です。

まあまず間違いなくアイドルになるという「夢」を追って
 単身上京したことでしょう。

アイドルになれるかどうかなんて100%決まっていることではないですから。
 アイドルになれなかったときどうするのか?多分考えてなかったと思います
  一か八かで「夢」を追って安全な家/青森を飛び出した。
   これを「危険な賭け」と言わずして何というか。

「『夢』を取り戻すためなら『危険な賭け』だってする」、そんな文脈だったかと
 思います。このシーン。

ここに「『夢』を追うために『危険な賭け』をした」工藤忍のバックボーンが
 見えたなあ。という話でした。

 

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2つ目の「危険な賭け」。

これは「シノブ」の話ですが「カレン(コピー)を手にかけようとしたリンを止めた」こと、
 これが作中に見られたもう一つの「危険な賭け」ではないか、というお話。

スライドの右側にあるのはカレン(コピー)に剣を向けたリンを止めるときの
 シノブの台詞です。

少なくとも「カレン(コピー)を消せばカレン(オリジナル)は快方に向かう」、これは
 解決法、「答え」の一つではあります。

しかしその見つかっている「答え」を最適解ではないと切り捨て、
 その答えとは別に最適解があるはずだ、と言っているというのがこのシーン。

もしかしたら「カレン(コピー)を消す」というのが唯一の「答え」かもしれない、
 でも少なくともリンは心に傷を負うことになる。確かに最適解ではない。
  だから誰も傷つかない、でもないかもしれない「最適解」を求めようとする。

これもまた「危険な賭け」であると言えるでしょう。  

 

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3つ目の「危険な賭け」...とはすこし離れる話。

「無様な」という形容詞。およそ「キラキラ」していることを求められる
 「アイドル」に対して放たれるべきものではないものです。

しかし忍はそれを否定するでもなく「無様だっていい」と返します。
 似たような台詞で、スライド右側の「地道なことが~」という
  ものもあります(デレステSSR[夢追い人の光]特訓前ルーム台詞)。

 アイドルとして輝く/目的を達成するための「無様な」「地道な」、
 あるいは「泥臭い」とも言える努力を迷いなくできること。

これも「危険な賭け」ですら迷いなくできてしまう理由の一つなのかな、
 と思います。

 

さて、以上3点についてお話してまいりましたが。

Tales of Cinderia、副題:「真実の強さが集う公演」。

藤忍の持つ真実の強さは

「一寸先が闇であろうとも
 先にある目標に向かって進み続けられる強さ」

であるとして工藤忍編は終わります。

 

北条加蓮と工藤忍編に続く...